棟梁の妻です^^
前回クボタ住建の建てる「無垢の木の家」とは?で
クボタ住建の木の家とはどんなものなのだろう・・と考えながら書きました。
あくまでもシンプルにどんな家を施主様に提供しているのかを足元から考えてみました。
今まで当たり前と思ってきたクボタ住建が建てている家を・・☆
その中で一番大事にしていることは前回も書いた通り「家の構造」でありそこは外観や室内の見た目や仕上げがお家によってどんなに違っても中の芯の芯は皆同じお家だということ。
構造体は決して後から変えることができない重要なもの。
そこに夫がとことんこだわるのは材料をはじめ長く住まい続けて頂くために必要なことであり肝です。
こだわりの理由は数十年後もその先もそこに建ち続けられる家。
住まう人が安心して暮らせ丈夫で家の素そのものに力がある家です。
前回記事を書いてからさらにクボタ住建の建てる家の欠かせないところがありましたので
今回はそれを書こうと思います。
構造体の材料や工法がどのお家も同じように欠かせないのが「大工造作」です。
大工造作とは部屋の個々の場所でその名の通り大工さんが必要な主に収納などを無垢の木を使い一から作り上げていくものです。
何も無いところから作るのでサイズもかたちも材料も自由です。
スペースの中で寸法が合わないということもおきません。
その場所場所に合わせ使いやすい造作が完成します。
クボタ住建には夫を含めて4人の大工職人さんがいます。
4人の大工さんがそれぞれに造作を手掛けながら施主様のご希望に限りなく近いかたちをいつも探求しながら仕事をしています。
ひとつひとつカンナをかけ削りこれからその家で使われる収納家具を作っています。
人が手で作るものなのでそこには職人さんの息吹きや手肌のぬくもりも一緒にずっとかたちとして残されていきます。
ずっと残る・・そのためにも残っても恥ずかしくないように丁寧に仕上げていくことが職人さんの誇りでもあります。
既成の商品には無い良さを感じてもらえたら嬉しいです。
収納造作と共にご依頼される無垢のテーブル☆
夫がいつも作業場できっとこれから使ってもらう施主様の顔を思い浮かべながら嬉しそうに
ゆっくり時間をかけて作っています。
その顔を見るのが大好きな妻です^^
木の家に住まうことはどこかで温もりも一緒に感じながら暮らすということに繋がるのであればその一端になれるよう日々研鑽を積んでいます。
もうひとつの全棟共通な特徴は建具です。
建具も一から建具屋さんが作るのでサイズが合わないということは発生せず形や材料も自由に選ぶことができます。
建具とは部屋と部屋を仕切る扉や収納の扉などのことでその種類も引き戸や開き戸など個々の場所で使い勝手の良いように施主様と一緒に考えながら決めています。
このように「大工造作」と「建具」もクボタ住建の木の家では欠かせないものであるのと同時にご縁を頂いた施主様に無垢の木を存分に味わって頂きたいと思います。
「構造体の材料と工法」「大工造作」「建具」
この3つの柱が軸となってこれまでもどのお家もひとつとして違いの無い建物です。
見た目は全く違う雰囲気でも全てのお家が家族のようなものです。
3つの軸はこれからも大事に大事にしていきたいです。