棟梁の妻です^^
先日築10年経過するオーナー施主様から連絡を頂きました。
10年経つお家のメンテナンスは?とのご連絡でした。
その時のオーナ―様とのやり取りをそのまま載せさせて頂きますね。
オーナー様より掲載許可
<久保田さん>
ご無沙汰しています。
以上がオーナー様とのやり取りの一部です。
床下に潜って撮影された画像も送ってくれました。
基礎はサラサラのままで土台の腐食もなく10年前の上棟時を思い出すような気がしました。
家は見えないところで住む人をどーんとしっかり守ってくれてるんですね。
クボタ住建で建てる家はできる限り建ててからのメンテナンス費用を極力抑えられるような家づくりをしています。
メンテナンスというと外壁や屋根の修理に十年後~数十年後に足場を掛けて塗り替えるということが主なものだと思います。
ガルバリウム鋼板の屋根や外壁はメンテナンスをより少なくするための優秀な材料だと思っています。
塗り壁のお家も施工しますがその際は塗りが長く継続維持できるように最後の仕上げを施しています。
モデルハウス兼自宅の我が家も今年で19年経ちました。
その間にメンテナンスした箇所は2階のデッキの張替え、2階トイレのクロスを漆喰にしました。
その中でもデッキの張替えは想定内のものでした。
新築当初予算の関係でオーストラリアヒノキ(経年劣化が早いのは承知の上で安価の魅力に・・)を材料として使用しました。
10年経過後にハードウッドのセランガンバツ材に張り替えました。
そして今年キシラデコールを初めて塗り替えました(ムコ殿が塗ってくれました^^)
デッキ材はイニシャルコストは高めでも長持ちする材の方が良いと実感しています。
トイレのクロスは経年で貼った場所の境目が目立つようになったので築10年目くらいの時に
小さな面積ということもあり試しに藁入りの漆喰にしました。
なかなかいい感じになりました。
その他のメンテナンスは行っておらず今のところ家自体の維持費は最小限に留まっていると思います。
ガルバリウム鋼板の屋根や外壁は19年経過した今も全く遜色なく見た目も変わらず気になるところは無い状態です。
「クボタ住建の建てる無垢の木の家」に実際に住んでいることで自分たちもオーナー様とお仲間です。
同じ仕様の家に住むことでお家に住まられてからお伝えできることも多くあります。
新築時に大きな費用がかかる家づくりです。
その後に更に費用がかかってしまうことがないような家づくりをこれからも実践していきたいと思います。
メンテナンスだけでなくお住まいになってから困ったことや何か壊れてしまったこと
設備の修理など諸々のことはいつでも全てのオーナー様のお家の見守り役として何かの時はすぐに対応できるよう努めています。
何もないのが当たり前。
何かあったらすぐに対応する。
それが私たちに一番大事なことだと思っています☆