こんにちは。
オオマヤです。
棟梁と宮本さんで遣り方が完了しました。
遣り方とは、基礎工事を行う前に、敷地内の建物の位置・柱や壁の中心線・高さ・水平といった基準を正確に墨出しする作業のことです。
基礎工事は掘削工事からスタートです。
油圧ショベル(ユンボ)を使い、掘削します。
掘削後に家の中心部分に地鎮祭の時にお祓いしてもらった「鎮め物」を
建物の中心に当たる地中に納めます。
地鎮祭後に
神主さんから預かりました。
「鎮め物」とは、
工事の安全を願って鎮める大切なものです。
基礎工事のほとんどは目には見えなくなる工程ばかり。
永年ずっと目に触れているのは基礎土台のみ。
家を造る上でどれも大事な工程ですが、家を支える大切な土台をつくる基礎工事、目にはほとんど触れることのできない工事工程を粛々と丁寧に作業していく基礎工事屋さん。
掘削工事の後、砂利を敷き転圧、捨てコンクリート打設作業に移ります。
手前部分は並列の駐車スペースです。
車2台停められるように計画しております。
掘削工事ではいろんなサイズの石が出てきました。
しっかり掘削し、地盤を整えます。
どの作業も工程も家づくりには欠かせない重要なものです。
左官屋さんでもあり、基礎周りの化粧左官もお願いしている基礎工事屋さん。
少し欠けていた既存の縁石を綺麗にしてくれてました。
ちょっと気になっていたそうです。
時間があったから、と。
朴訥としてお話しされる言葉に気持ちがあたたかくなりました。
現場へ行って作業を見学していると「人」から「人」に家づくりが進んでいくことをいつも感じます。
基礎工事は家を建てる前の見えない役割です。
見えなくなりますがそこから家づくりは始まります。
次々に進む工程。
捨てコンクリート打設完了です。
これから配筋を組みます。