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広縁のある和の家/上棟後2週間

こんにちは。ヨシザワです。

広縁のある和の家

上棟のその後、前回からさらに1週間後です。

1週間前には構造(骨組み)と屋根しかなかった現場も外壁の下地ができてます。

 

下地壁の施工と同時に窓開口部も決めていきます。

和室で大工の林くんが作業中でしたよ。

なんといっても仕事が丁寧。

もちろんクボタ住建の大工さんは皆丁寧ですが、その上でさらに性格も出ますからね。

きちんきちんと綿密に進めるのが特徴、手先も人一倍器用です。

愛称はけんちゃん。

若く見えるけど40代。

とても古い付き合いで弟の小学校からのお友達。

お猿さんのようにすばしっこく無邪気な少年がこんなふうにクボタ住建を盛り立ててくれる存在になろうとは^^

すぐそばにある宝。人生なにが起こるかわからないですね。

 

職人の世界ですから言葉で丁寧に教えたりもなかったかもしれません。

きっと父の仕事を見よう見まねで続けてきて、忍耐、根性、健康の上に今があるんだと思います。

 

 

さてさて2階へ。

吹抜けの小上がり廊下です。

施主様と「秘密の廊下」と呼んでいる場所^^

こういうスペース、実はとても大切なんです。

ほっとできる場所だったり、ひとやすみスペースだったり。

大袈裟なスペースは逆にいらなくてこういった「ちょっとした余白やゆとり」が住宅に穏やかな空気や緩やかな雰囲気をつくるわけです。

また、ここは「廊下」といっても動線上でないところがなお良いです。

2階にはフリースペースを多く計画。

ゆとりある間取りになってます。

感染状況が緩和されてもなお在宅時間が増えている今、定着しつつある家時間。

街に出れば大型のショッピンモールやスーパーが建ち並び、食品、家電、衣類が一箇所で揃えられるなんて事はざら。

なにをするにも至れり尽くせりの便利が大安売りですね。

なんとなくこの味気ない「便利」に飽きてしまったような。疲れたような…

「家でくつろぐ」という当たり前の幸せが見直されているように思います。

ちょっとした遊びこころを大切にしたいですね。