棟梁の妻です^^
資料請求を頂くとお送りするカタログなどに添えて今も手書きのお手紙を書いています。
どうして手書きなのかの理由はパソコンで文字を打つことの発想が全くなく自然と書きだしたのが始まりです。
今から十数年前に自分でテンプレートを使い公開していたあまりにもつたないホームページ。
夫と私の思いをそのホームページに形の体裁を整えることも知らずにただただ書き連ねていました。
そこに初めて問い合わせがあったこと!
今も忘れられません。
お送りする資料も表紙と見開きの4ページしかないカタログとも言えないようなものでした。
嬉しさと有難さでもう胸がいっぱいになり自然と便箋にお手紙を書いていました。
まるで知り合いの方に出すように。
それからもう長い年月が経ちました。
今もそのままのかたちを続けているのはその時の有難く嬉しく感動した気持ちをいつまでも忘れないためです。
世の中にたくさんある建築会社から針の穴ほどのご縁で問い合わせを頂くことがどんなに張り合いで励みになることか、見ず知らずの方から少なからず選んで頂き問い合わせをして下さることが力になっているか十数年間その気持ちは変わらずにいます。
今も本当は見て欲しくないほど字に自信はないです。
まず字の大きさが不揃い。
字が大きすぎる。
その時々で字が違う?
なぜか「を」という字が書けず「を」のたびにいつもドキドキしてさらに失敗する^^
言葉使いが変な時がある・・
もういろんなことがたくさんあります^^
届く側の方には素晴らしく達筆の方もいらっしゃると思うとさらにへこみますが・・
そこで何とか自分の下手な字が少しでも上手く見える方法がないかを考え選んだのが鳩居堂さんの便箋です。
万年筆で書くのに憧れていたので(その理由は整理収納アドバイザーの方から頂いだ葉書が万年筆で書かれていて素敵だ!と思ったから)自分も真似してまずは万年筆を買うことからしました。
最初は普通の黒っぽいインクでしたがこれまた別の片付け仲間の方がブログで紹介していたインクを見つけ今はその色を使ってます^^
エルバンの忘れな草ブルー☆
名前までステキ~
せっかく書くなら自分も楽しもうと思い鳩居堂さんのシールも買って四季折々のものを封筒に貼ったりしながら自分が楽しんでしまっています。
腱鞘炎のようになった時はさすがに手が大変でしたがその時お出しした手紙はかなり歪んでいたかもしれません。
でもやっぱり印刷はできず。。。
それくらい最初のお問い合わせの時の感動は今も新鮮な記憶として昨日のことのように心が躍ります。
お問い合わせからはじまるご縁の中からさらに繋がりそしてお家を建てさせて頂き今のクボタ住建があります。
老眼鏡が必須のお手紙書きですがこれからもひとつひとつ字はダメですが気持ちだけは込めて
お出ししていこうと思います。