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優しい陽につつまれる軒のある家/祝上棟!

棟梁の妻です^^

晴天に恵まれた絶好の上棟日和☆

足場越しに見上げる空も気持ち良いくらいに真っ青です。

 

 

現場に着いた時はいつもの事ながらすでに1階の柱が立ち梁が掛かっていました。

 

今回は見通しの良い立地なのですが電線の関係で荷揚げのクレーン車が使えず手上げになりました。

荷揚げの職人さんたちを応援に迎えて一本一本の材料を人力で上げていきます。

こうした時はとにかく上げる人と受け取る人の息を合わせた作業が必須です。

見てる私からは想像つかないくらいの一本一本の材料の重み。

声を掛け合いながら丁寧に荷揚げする作業が続きました。

 

周りをシートで覆っていくので途中から作業が見えにくくなってきましたが

シートの隙間からは粛々と作業が進む様子がわかります。

上棟の日は全く作業に参加していない私のほうがひとりで緊張してるのかも・・

職人さんたちは緊張感の中にも和気藹々と声を掛け合い良い雰囲気^^

その様子を見ながら勝手に安心する私なのでした。

 

 

 

 

少しずつ屋根のかたちが現れてきます。

人の手で一日で一気に家の構造を仕上げる上棟は家づくりの醍醐味でもあります。

平面的な図面だったものがこの日一日で目の前で立体変わっていく様子は何度見ても飽きません。

へごしも無事掲げられました!

施主様のご希望だった軒も☆

深い軒はすでに見てるだけで安心感があります。

 

 

シートで見えにくいですが堂々とした作りのお家です。

 

これから少しずつ少しずつ細部にわたり人の手をかけながらお家が完成していきます。

上棟後の土台の四隅にお清めをします!

ご家族と一緒にみなでこの瞬間を迎えることができて感無量です。

土地探しからご一緒に進めてきた家づくりです。

ご縁ある土地との出会いから始まりプランニングの過程など様々に思いが過ってきます。

施主様のご希望は当初から一貫された「機械設備に頼らない力強い家」

そういう家を子供たちに残していきたいと仰っていました。

無垢材を使用した強固で優しい構造体はもとより断熱性能や気密性能に優れた家を建てたいというお気持ちがはっきり伝わりそこに向かって検討を重ねてきました。

クボタ住建ではこれまでも断熱性能や気密性能にもこだわってきました。

断熱性能については影響が大きいサッシをアルミ樹脂複合を標準としてご提案させて頂き

気密性能に関しては標準工事として低炭素住宅など省エネ基準を満たす施工をしています。

今回は施主様から具体的にHEAT20-G2グレード仕様にとのご希望がありました。

断熱材の厚み等は試算結果に応じ適切に施すことは当然ですが大工工事についてはいつもと同じように

どのお家にもしてきたように粛々と作業をするのみです。

このお家は張り切ってしよう・・とかこのお家は日程が苦しいから素早くしよう・・とか

そのようなこととは全く無縁のいつも通りに・・が夫の信条です。

 

敷地の片隅には土の中から可愛い芽吹きが☆

まるで家づくりのはじまりと一緒に誕生したように見えて・・・

小さな芽がこれからすくすく育っていきますように・・☆