棟梁の妻です^^
今まで仕事をしてきていつも思うことがあります。
私たちの仕事は家を建てること。
夫はもう50年以上大工として今も毎日喜々として大好きな仕事に取り組んでいます。
もちろんいくら仕事が好きでも夫がひとりで家を建てることはできません。
1棟の家を施主様にお引渡しするまでには多くの職人さんや会社とのチームワークで成り立っています。
各工程で必要な専門の職人さん。
クボタ住建でも現在お世話になっている職人さんや会社とはそれぞれ長いお付き合いをさせて頂いてます。
何度もお仕事を重ねていくことでその中から信頼関係が生まれていきこの仕事はこの方にと自然な流れの中でお付き合いが構築されていきます。
その時に一番感じるのは「人」です。
大きな会社でも実際に付き合うのは担当になる「人」です。
特に個人や親子で仕事をしている職人さんはその人そのままが仕事に現れます。
大きな工事でも小さな工事でも実際にそれに関わり自分のすべきことを誠実に確実に行えるかどうかは会社というよりも「人」だなあと思います。
本当はそうではなくその人がいなくても代わりがたくさんいる大きな会社のほうが安心かもしれません。
それでも「この人になら任させられる」「お互いに気持ちよく仕事ができる」という一番基本の部分が「人」だと私は思います。
よくかかってくる営業の電話。
その電話から始まり今では長くお世話になってる会社さんもあります。
飛び込み営業で来られた方の会社さんとも今も長くお付き合いしています。
そのどれもが会社からのアプローチではなくそこに実際に関わっていたのは「個人」です。
その方々の真剣さや誠実さが伝わり今に至っていると感じます。
ご縁とはそんなところからも始まります。
人から人へと繋がる力が集まりその結晶としてクボタ住建の木の家は完成します。
現在ホームページ制作でお世話になっているご夫妻も小さなきっかけからお付き合いが始まりました。
誰かに何かを依頼しようと思ってホームページで探してもそこに書いてある言葉がどうであっても実際に会ってお話ししなければわかりません。
「人」という温度を感じる出会いが進むべき方向へ自分たちを導いてくれます。
夫と現場で毎日切磋琢磨しているクボタ住建の社員大工さんふたりも同じようにご縁で出会った大切な「人」です。
こうして考えてみると全てがご縁で繋がっています。
ご縁とは予測できない出会いですし予め計画することもできないこと。
毎日の生活の中に自然に現れる見落としたとしてもわからないものかもしれません。
この広い世界で自分が生きている間に出会う人の数は限られています。
施主様との出会いも奇跡のようなものです。
限られた中での出会いとご縁はお金では買えない宝のようなもの。
探しても見つけることはできません。
あらためて今までの多くの出会いとご縁に感謝するばかりです☆