棟梁の妻です^^
いつもお世話になっている材木屋さんからプレカット工場で新たに最新の設備が導入されご案内のお知らせがきました。
滅多にない機会のなので夫と社員大工さんの2人と私の計4名で見学に行きました☆
私は初めて見たのでまあその工場内の広いことにびっくりしました。
通路がほぼ占めていてその周りに設備機械が配置された大きな空間。
わ~すごい!しか言葉が出てきません。
いつも上棟の時に運ばれてくる材木がここで建物の材料として加工されていると実感しました。
意外だったのはプレカット工場と言っても随所で人の手で人の目で手作業で行われているところもありロボット化が導入されたとはいえロボットだけでは事足りないことに少しほっとしたり。。
角材をクルクルと回している方がいたので何をしているか質問したところ親切に説明して下さり
「ここ見えませんか?少し曲がって見えるでしょ。こういう材料を除いているんです」
私には全く曲がっては見えず・・・選別するスピードにびっくり。
ロボット型の機械でもそれを入力するのは人。
そして極め付きはクボタ住建の場合は真壁や化粧梁など特殊な加工になるのでクボタ住建の専用の職人さんがいたということ!
案内の方がさりげなく「あの人がいつもクボタさんの加工をしているんですよ」と。
もう夫も若い大工さんたちも私もびっくり!
そんなことは今初めて聞きました!!
プレカット工場に行った甲斐がありました^^
まさかプレカット工場に手刻みしている職人さんがいるとは思いもよらず。
夫たちは遠くからその方を見ていましたが私はもう我慢できずその方のより近くに!
こちらが手刻み専用の一角。
お仕事中なのに思わず遠くから声を掛けてしまいました><
お電話が終わるのを待って・・・
そして対面できました!山田さん!
「ハイ、私がいつもクボタさんのをやってます」
「次ももう入ってますね^^」
再来週上棟をひかえているのでその材料のことです。
山田さん、いきなり写真撮っていいですか~~と言われ・・・すみません!
感激しました!
人の顔が見えるってやっぱり素晴らしいこと。
上棟の時に見るホゾも山田さんなんだ~。
これからそんな風に材料を見ることができるのはとても嬉しいこと。
私はほんのおまけで付いて行った見学でしたがクボタ住建の専用の職人さんと直接会えるという大きな収穫がありました。
プレカット工場もこれからも益々機械化されていくと思いますが大事な部分は人の手が必要であることを感じた見学でした。
一棟の家が完成するまでに様々な過程があること、その全ての過程がそこに関わる全ての人が一つも欠かせないものであること。
勉強になりました!