棟梁の妻です^^
新築を建てる時に一番最初に考えることは間取り・・プランだと思います。
建て替えの方はもちろん購入する土地が決まるとその土地の条件や周囲の環境も含めた設計プランをたてることに進んでいきます。
プラン=間取り
家づくりを悔いなく完成させるための大事なプラン。
プラン設計に準じ正しく丁寧な施工がなされて将来にわたり悔いのない我が家が誕生するのだと思います。
その二つの要素は家づくりにとってとても重要なポイントです。
クボタ住建の施主様も様々な年代の方がいらっしゃいます。
20代・30代・40代・50代・60代・・と幅広くその世代によって暮らし方そのものの違いもあります。
子育て世代の方から一方50代・60代の方々は二世帯住宅の場合やご夫婦でゆっくり過ごすための家づくりになり求める内容や必要な部屋数もそれぞれ違いがあります。
特に子育て世代のご家族の場合は子どもの成長に伴いライフステージが大きく変化していき家もその時々に応じて柔軟な使い方ができるのがベストですね。
子ども部屋を最初は仕切らずにつなげたまま利用し自分の部屋が欲しい年ごろになった時に部屋を分けることは珍しくなく多くの施主様の家でもそのように作ることが多いです。
反対に子供が自立した後夫婦だけになった時を見すえて二つの子供部屋を繋げて一部屋に・・
そのようなことを想定した設計をする場合も多くなってきました。
どちらも部屋と部屋を仕切る壁はあらかじめ耐力壁にはせず後で工事をする時も費用の負担が少なくなるように工夫しています。
壁一枚で生活が変わる。
その時その時にふさわしい暮らしやすい我が家となり建ててから何十年飽きることなく毎日を過ごせる家を・・・☆
その為にも流行を追うことなくライフステージが進みそれぞれが年齢を重ね家族のかたちが変わっても飽きることなくいつも温かく住みやすい我が家であるような家づくりを心掛けています。
家は大きな費用をかけて大事な人生を過ごす場所です。
数年単位では計れるものではなく建ててから数十年いえ我が子の世代まで引き継がれていくくらいの価値あるものでありたいと考えます。
新築時からスタートするその長い長い歴史と一緒に家も成長し磨かれていきます。
写真や見た目だけでは知り切れない本物の家づくりは数十年後にまたそれ以上の後に初めて実証されすぐにはわかりません。
ライフステージに対応するためには確かな家づくりが欠かせない基本です。
すぐにわからない本物の家づくり。
答えは数十年後で今はそれを見ることができません。
それでも間違いなくその結果に応えられるよう目に見えないところまで気を抜かずそれを当たり前として常に同じ気持ちでどの家も粛々と丁寧に建てること。
夫がいつも口にする言葉です。
ずっと暮らす家は柔軟に変化しながら住む人と共に身体の一部のように馴染みそれぞれの家族がかけがえのない大切な時間を過ごす。
我が家も最初は5人家族でしたが今は夫とふたりの生活。
建ててから19年が経ちました。
私自身も長く住むこの家でそのことを実感しています。
きっと知らず知らずのうちに強くて温かな我が家と自分が一体化しているのかもしれません^^