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ヨシザワです。

気持ち良い朝です!

ぽかぽか陽気の週末になりそうですね。

 

広縁のある和の家、進捗に追いついてません!更新続きます〜

和室工事が進んでます。

入口廊下の杉羽目板が風情ありますね。

天井の板貼りとマッチしてます。

施主様が重視したのは、見た目でなく機能性や経年後。ご夫婦で慎重に選びました。

手が触れるような場所は羽目板仕上げにするなど工夫がなされています。

 

和室の天井はタモの突板仕上げ。

広縁の天井と仕上げ材を変える事で雰囲気も変わりますね。

床の間天井は網代編み。

網代天井は経年変化が顕著な数十年と楽しめる大変価値のある仕上げ。

垂れ壁内側に光の演出をする予定。

空間の居心地とは不思議なもので、同じ広さの部屋でも「なんとなく落ち着かないな」とか、「居心地がいいな」という感覚は自然と湧き上がるもの。

「広縁のある和の家」は、住宅の中に寛げる空間を要所要所に意識的に設計する事で、一年を通して季節を通じて感覚的に「なんとなく…よい雰囲気の家、落ち着く家」を目指しました。

この「なんとなく」というのがポイント。

なんだか気づいたら、とか

なんとなく、という感性を大切にしたいですね。

お子様方が巣立ち、ご夫婦お二人でのこれからの時間をゆっくり快適に過ごす為のアイデアとテクニック、くつろぐ仕組みが凝縮されています。

 

こちらも吹抜け廊下も和室同様、小上がりのように一段上がる事で2階フロアと高低差をつけています。

 

 

気持ち良く空け放てるL字の窓辺から風が心地よく入ってるのを想像します。

施主様の「こうしたい」が形になるには

ここでこんなふうにくつろぎたい、

窓枠は肘を掛けれる高さに、など

ご自身がどのようにその場所で過ごすかを明確にされている事。

 

何畳の部屋を、何部屋ではなく、

どんなふうになにをしたいか、どんな日々を過ごすのか、

欲しい暮らしは何なのかが、はっきりされていたのでそこに向かってぶれる事なく進んできました。

教科書やセオリーでなく、あらゆる意味で大変勉強させられたお家。

工事も半ばに差し掛かり、日々家らしく進んでいる事がとっても嬉しいやら、

少し寂しいやら、

とても不思議な感覚です。

 

表では棟梁と左官屋さんでポーチブロック積みの打合せ。

同年代の職人同志。

 

冗談言い合いながら、なんだかんだいつも助けてもらってます。

いつもと変わらない光景に無性に有り難みが湧いてきた瞬間でした。