こんにちは。ヨシザワです。
広縁のある和の家、だいぶ進捗から遅れてのブログ更新です_φ(・_・
屋根工事がはじまってます。
屋根と言えばてっぺんの棟木。
小屋組と呼ばれる屋根全体の中で地面と並行に取り付けられる構造材を母屋といい、その母屋の中でのてっぺんを棟木と呼び、それを取り付ける事を上棟といいます。
棟木は棟梁が取付け、施主様がこれまでの工事の安全を労い、また今後の工事の安全を皆で願う儀式として行われます。
それほどに大切な意味を持つ屋根てっぺんの棟木はさらに気を引き締めて取り掛かろうという心意気の象徴といえます。
母屋上には垂木、野地板、ルーフィング(防水シート)など必要な順に施工していきます。
躯体ができてくると手をつけるのが外壁工事。まず先にはるのは屋根。
雨を凌げるよう、大工工事でも屋根部分を先に作り速やかに板金屋さんに現場に入ってもらえるよう手配します。
今回の屋根色はブラウン。
和室部分は平屋のように屋根が低いのでこうして近くで作業を見ることができます。
今回の屋根はだいぶ緩やかではあるけど滑ってたりしないのかなぁ…と板金屋さんに聞いたら屋根専用の靴を履いているのだそう。
夏場は灼熱になるし大変な作業です。
耐滑、耐熱を兼ね職人を守る道具の一部ですね。
二階室内の眺め。
和室や吹抜け、ホールなどゆとりある間取りになっています。
余白の美しい空間を目指します。
一階、施主様こだわりの和室は廊下から小上がりとなり広縁へとつながります。
父曰く、一日中陽が入るこのお部屋が暖かく最高!とのこと。
棟梁おまかせの和の設えも見どころです。
どのようになるのでしょう^ ^
楽しみです。