棟梁の妻です^^
昨日無事「リゾートの家」横浜市のS様邸のお引渡しをさせて頂きました。
ご夫婦ともにこれからの新居での暮らしを楽しみにして下さっている様子に夫も私も共に嬉しさを分かち合いながらそしてこれまでのお話しが尽きませんでした。
新築のお家が完成しピカピカの竣工写真の撮影・・お引渡しの日を迎えます。
お引渡しをはさみ施主様と工務店のゴールは一旦終了したかたちになりますが本当のゴールはその日から始まる家族の暮らしが住み心地よく暮らしやすく快適であるか・・だと最近とても感じます。
施主様が住まい始めてからが「家を建てる」・・という本来の目的である日常の暮らしが始まるのです。
それも一年や二年ではなく長い年月に渡り住み心地の良さがあせることなく住まい続けられることがゴールのような気がします。
そのための建物。
そのための家です。
まずは建物自体が強度や断熱性などを含め安心して住まえる家であること。
それは最低の基本です。
そこにプラスして暮らしやすさや快適さ・・したかったことを満喫できるプランなど家族が肌で感じる毎日過ごしてはじめてわかるそれぞれの人の感覚的なところです。
強固な建物で気密性や断熱性に富む家で安心して暮らす・・それだけで終わってはいけないと思います。
注文住宅を建てるということは殆どの皆さまが家族が今より快適に暮らしたいと願うから・・
自分だけではなく家族のことを考えて大きな決断をされるのだと思います。
立派で大きな素晴らしい設備が整った家ができた・・が終着点ではなくその家で家族がストレスなく楽しく気分が良い時も悪い時もケンカをした時も家族団らんしてる時も家が安心して住まえる居場所であることが一番大事なことだと思います。
私たちの仕事は建築主様からご依頼された家を正直に間違いなく建ててお引渡しすることです。
ただ最近本当に感じるのは「その後の暮らし」が大切なのではないかと。
「暮らしがあって家がある」
もっと言うと「暮らしのために家がある」
暮らすための家☆
それも楽しくストレスなく・・
日々のストレスはつきものです。
でも建物がそれを少しでも和らげるのであったら・・
お客様のこれからの暮らしを真剣に考えて造る家こそが後悔のない家づくりになるのだと思います。
私たちはお客様のライフステージの中でご縁あって大事なお家の建築をお任せ頂いているのだとそしてお客様のその後の暮らしに大きな影響を及ぼす大事な役目をさせて頂いているのだと今まで以上にその責の大きさを感じます。
建ててからもずっと一棟一棟のお家を見守り続けるために新たなお付き合いが始まります。
後悔のない家づくりを・・・
そのために大事なことは・・・☆