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20年目のモデルハウス

棟梁の妻です^^

今年の夏で20年目を迎えた我が家。

今から20年前、それまで住んでいた家を建て替えクボタ住建のモデルハウス兼自宅として新たな一歩を踏み出しました。

20年・・・早いものであっという間です。

これは新築から2年後に満を持して?ブログをドキドキしながら初投稿したときの記事!

初の妻ブログ!今より20歳若い時だ!

でもその時々の思い出もたくさんあります。

20年経った感想はというと・・

一言でいうとこの無垢の木のおおらかな空間の懐に抱かれ安心という何にもかえられない心地よさをもらって日々過ごしてきたなあと思います。

今も20年前と変わらずモデルハウスとして皆さまに見学いただいています。

 

 

モデルハウスというと夜は無人のようなイメージだと思いますが我が家の場合は少し違って自分たちがまさに毎日24時間生活している場所を兼ねたモデルハウス!

ちょっと珍しいかもしれませんね。

楽しいこと、困ったこと、嬉しいこと、悲しいこと・・みんなこの家と共に味わってきました。

3人の子どもたちもそれぞれこの家から巣立っていき今は夫とふたりの暮らしです。

生活感もさることながら住んでいるからこそ木の家を20年分は知っています^^

一番の変化はやっぱり木の色です。

天井や柱ののスギ板やナラの床。

タモ材を使用した建具の扉も20年の間に良い色になりました。

 

 

もちろん柱や床にはキズもあります。

そのキズでさえ不思議なことにキズとして知らぬ間に周りと同化して馴染んでいきピカピカじゃなきゃ嫌!という感じになりません。

キズがついたところに見えるのも無垢の素材、ついてもついても見えてくるのは本物の木。

表面だけではなく芯まで無垢の木。

それらに日々囲まれ暮らしてると圧倒的な強さと安心を感じます。

居心地の良さにはそんな理由もあるのかもしれません。

経年変化という言葉をよく聞きますがまさにそれを目の当たりにする日々です。

 

 

20年が経ち朽ちていくという感じは全くなく無垢の材の堂々とした落ち着きと本物の味わいだけが何よりの証のようにそこにあります。

それは本物の価値であるとともに住んでる私たちにまで及ぶくらいの決して豪華ではないけれど何ものにも勝ることのように思います。

建ててから知る・・20年経ったから知る・・その良さはすぐに実感することができないけれど

こうやって自分たちで体感する今、堂々と自信を持って言えるのです。

今までも多くの皆様のお家も同じように建てさせて頂いてきました。

10年経った施主様のお家、4年経ったお家・・

お邪魔する度にひとつひとつのお家がつい長居してしまうほど温かな空気に包まれています。

全ての部屋の床をスギ板で施工した育ち盛りのお子様が3人の奥さま・・

スギ板は足触りが良く温かく素足にぴったりですが反面柔らかな木質のためキズが付きやすい材です。

はじめは子ども達が床にキズをつけるたびに神経質になっていらっしゃったそうですが

時が経つにつれ気にならなくなったそう☆

キズも家族の歴史・・思い出・・と思えますね。

施主様のお家に伺いそれぞれのお家が飴色に変わった木を見ると我が家とおんなじだあ~と家と家の血が繋がっているようで嬉しい気持ちになります。

 

 

今日も現場では建築している最中です。

その皆さまの何十年後のお家を今建てています。

新築の時はどのお家も新しくきれいでわくわくしますね。

新築時はもちろんずっと先まで住んで良かったと思ってもらえる家を今建てています。

結果はまだまだ見えずずっと先にわかります。

今の私たちのように・・☆

小さかったお子さまたちが成人されお孫さんができる頃、木の家は住まう人と一緒に暮らしの歴史とともに更に味わいのある家に進化しているはずです。

20年目の我が家。

新築時はもちろん美しい木肌を見せてくれていましたが時は流れます。

時の流れは止められません。

時と共に家も人も混ざり合ってその家の味となってまるで空気のようになっていくのです。

こうやって20年もの間この家に住んで昨日も今日も新しい発見があります。

この家を建ててくれた夫に心から感謝します。

これからもずっとこの家と一緒に暮らしていけることは人生にとって有り余るほどの嬉しさと喜びです。

そして今まで建てたお家、今建ってるお家、これから建てさせて頂くお家・・

そのひとつひとつのお家に住まう人々が同じような気持ちになって頂けるよう

そのための精進をずっと続けていきたいと思います。