おはようございます。
オオマヤです。
地鎮祭が終わり、いよいよ着工です。
「遣り方」から始まる基礎工事。
柱や壁などに中心線や水平線を設定するための必要な場所に杭などを打ちます。
建築物の高さ・水平・位置の基準を出すためにとても重要な工程です。
建物の外壁線より数十センチ離した場所に杭を打ち、木の板を建物を囲うように設置します。
一日かけて遣り方が完了しました。
翌日から次の工程、掘削工事です。
基礎の底となる地盤まで重機を使って土を掘り、『根切り』とも呼びます。
根切り作業も一日がかりです。
作業完了後に鎮め物を納めます。
鎮め物は地鎮祭の最後に神主さんから手渡され、工事の安全と、その土地の守り神として敷地の中央に埋めるものです。
昔は建物を建てる前に、鎮物として人形、鏡、刀などを埋めて工事の安全や住む方の繁栄を願ったそうなのですが、今はその変わりとなるものが入っているそうです。