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やさしい陽につつまれる軒のある家/デッキ工事

ヨシザワです。

「やさしい陽につつまれる軒のある家」

足場が外れて外観が顕になりました。

相変わらずかっこいいです。

 

 

現しの梁といい、柱といい、ガルバともみじのコントラストが素敵です。

 

足場が外れてからの外工事(主に外構)が、今か今かと待ち構えてます。

お庭側ではリビング前の「デッキ工事」がスタート。

 

 

土を平らにならし転圧、砂利を敷いたら準備完了。

デッキを支える束石を置いていきます。

デッキの寸法によって束石の数が違うので適切な数で進めます。

この時高さが狂ってるとあとでデッキが傾いたりするからよく確認します。

 

 

宮本くん、何やら考えている様子。

どの順序で進めようか、寸法の計算や出来上がりまでのイメージ作りが大工さんには不可欠。

 

 

とにかくいつも思うのが、この若い大工さんにとって抜群の良い環境だということ。

目の前には現役&ベテランの大工さん。

この人が答えなのだけど、職人の世界は言葉で教える事はほとんどありません。

考えてやってみて失敗してやり直して

そこから学ぶことのなんて尊いこと。

 

いつもそばに大先輩がいるから安心して自由に伸び伸びとできるわけです。

 

いつも和やかなふたり。

日が暮れたら帰り支度するのを

宮本君が

「ここまではやってきたい」とか、

「楽しいからもう少しやりたい」とか、、

^^言うのよ〜って比嘉さん、目を細めて話してくれます。

いい関係だなぁ。

大工技術や心構えなどなど、たくさん吸収してほしいと思います!

 

今回、デッキ材として使用するのはセランガンバツ。

高耐久なハードウッドの仲間です。

 

前回施工していた玄関前の鎧張り。

塗装も完了しました。

[塗料  :  キシラデコール /色  :  オリーブ]

 

 

造作の棚板や手摺の取付けも完了しましたよ

 

 

ホール側は腰壁。

吹抜け側は縦格子。

この適度な塩梅、腰壁の白と縦格子の抜け感が絶妙ですね。

もとはというと、両側腰壁予定。

広い吹抜けの漆喰塗りの作業性を考慮して仕上げ工事取付のにさせてもらった格子。

 

 

結果、大正解でした。

 

上がりきった半間も柱を境にして腰壁とのバランスを大切に考えました。

余白があるから映える造作手摺。

あえて全てを格子にしない。格子が増えると明け透けになってしまって落ち着かないこともありますね。

 

家づくりは全体のバランスが大切ですね。