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「無垢の木の家」とは?

By 2023年6月23日9月 7th, 2023クボタ住建の家づくり

棟梁の妻です^^

今日はタイトルに書いた「無垢の木の家」について書いてみたいと思います。

クボタ住建では当たり前のように使っている「無垢の木の家」という言葉。

あることがきっかけでその意味合いをよく考える機会を頂きました。

みなさんも「木の家」という言葉からイメージされるお家があると思います。

木の家っていいよね・・

床も本物の木で気持ち良さそう・・

部屋の中に木の壁があったり梁が見えていたりとか・・

「木の家」を検索してみるともうのすごい数のサイトにヒットします。

ひと口に木の家と言っても千差万別。

数ある中で一体クボタ住建はどんな木の家を建てているのか原点に戻り初心に帰り考えてみました。

そんなきっかけを与えてくれたのはオーナー施主様のお家を先日取材させて頂いた時のこと。

クボタ住建では実際にお住まいになられた後にどんな暮らしをされているのかを取材させて頂きタブロイド冊子にまとめています。

こちらです➡「クボタ住建で建てた木の家」

今まで6組のお家を取材してありのままの暮らしぶりを拝見しながらお話をお聞ききして私たちもたくさんの気づきを頂いています。

今回ご依頼する施主様に取材の協力をお願いした際にそれまでの冊子も見て頂きました。

「我が家はあまり参考にならないかも・・気おくれしちゃう」と遠慮されました。

そのお家は10年前に完成しリタイアされたご主人とふたり暮らし。

駅から遠い持ち家から駅から2分の場所に土地を購入されました。

3人のお子さま達も自立されご夫婦だけのための家をクボタ住建にお任せ頂きました。

木の家のイメージに重なるような吹き抜けやその空間に見える太い梁は確かに無く

ごくシンプルに1階LDKの平天井に2階に個室というコンパクトな間取りです。

でも間違いなくクボタ住建で建てた家!

気おくれなんてしないで下さい☆

奥さまにはその後よくご説明をしお家で日々どのような暮らしをされているかお聞したいということ住んでいる感想なども交えて是非取材をとお願いしました☆

無事に快諾して頂き先日取材を終えました。

毎日この木の床が直に足に触れて気持ちいいです!と感想☆

有難く嬉しいそれだけで十分なお言葉です。

聞けばご夫婦もどこで建てようかと色々巡っていくうちにどこもピンとこなかったそう。

ご夫婦共にどの展示場や新築見学会に行ってみてもなかなか生活することがイメージできなかった・・

我が家のモデルハウスを見て初めてこの家がいい!と感じて頂けたそう。

木の良さを感じて下さったからこその決断です。

 我が家の愛犬のんちゃんとわたしです☆

 

そこで考えてみました。

「無垢の木の家」とは?

クボタ住建の「無垢の木の家」とは?

そう・・答えはすぐに出ました。

「無垢の木を使った構造材でできている家」

ここだけが揺るぎなくそしてずっと変わらずどのお家も全く同じです。

新築を建てさせて頂くようになってから我が家=モデルハウスも含めこれまでに70棟近くのお家で全て共通している無垢の構造材。

私たちが建てることができる相応の棟数は年間5棟です。

その1棟1棟どれひとつ同じ家はないですが無垢の構造材だけは差もなく同じです。

家は室内から見える部分で雰囲気が大きく変わりますがそれは仕上げのことです。

木貼りが多ければログハウス風にもなり真っ白な壁に仕上げればすっきりシンプルな印象です。

それは施主様の好みが大きく影響する部分であって中身(工法と構造材)は一緒です。

中身がとても大事です。

仕上げでどんなに雰囲気が違っても夫にとれば大事な軸は皆同じ家なのです。

ですから住まう人で仕上がったお家の雰囲気は様々なバリエーションが可能。

仕上げの仕様は施主様のお好み重視でスタッフがとことんお話をお聞きしながら予算面も調整しながら叶えたいかたちに☆

クボタ住建の木の家は懐が深い木の家です^^

うわべの仕上がりではなく芯を正直に建てる・・住んでからも喜んでもらえる家を建てる!

夫から聞く言葉はいつも明快です^^

理由は日本古来から伝承され今も現存している多くの建築物は日本の気候風土にあった材料を使っているからこそ実証されているのだと。

せっかく大きなお金をかけて建てる家ですから30年や40年で朽ちてしまう建物ではあまりに残念です。

子どもや孫、もっと言うと事情あって売却されたとしても壊さなくてはならない家でなく価値ある家として次の方に住んでもらえるような家を造ることが託された使命だと思っています。

近年様々な新しい材料や工法もでてきていますが夫は先人の職人さんたちの工夫や知恵を尊敬してやみません。

日本で育った木を使い日本で建てる・・Simple is Best!

これからもそのことをしっかり念頭においていきたいと思います。